日本遺産

かかあ天下—ぐんまの絹物語—

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文化庁が認定する、文化・伝統を語るストーリーを通じて、地域の歴史的魅力や特色に迫る「日本遺産」。平成27年4月に第一段として認定された18件のストーリーの一つ、「かかあ天下−ぐんまの絹物語−」はこんなストーリー。

かかあ天下—ぐんまの絹物語—

古くから絹産業の盛んな上州(群馬県)では、女性が養蚕・製糸・織物で家計を支え、近代になると、製糸工女や織手としてますます活躍しました。夫(男)たちは、「おれのかかあは天下一」と呼び、これが「かかあ天下」として上州名物になるとともに、現代では内に外に活躍する女性像の代名詞ともなっています。「かかあ」たちの夢や情熱が詰まった養蚕の家々や織物の工場を訪ねることで、家計を支え日本経済を支えた、まさに天下一の上州の女性たちの姿が見えてくるのです。

この物語を構成する群馬県内4市町村の13資産のうち、じつに6資産が桐生市内に存在するのです。さて、その6資産から上州のかかあの姿に迫ってみませんか?